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子どもと雨の日の室内遊び20選|準備なし・お金なしでも子どもが夢中になるアイデア集

「今日も雨か……」って朝、正直ため息が出ませんか。

外に連れて行けない、テレビばかりも気になる、でも何をすればいいかわからない。そういう日が続くと、子どもよりも親の方が先にしんどくなってきます。

保育教諭として毎日子どもたちと過ごしながら、私自身も3人の子育てをしてきた経験からいうと、室内遊びで一番大事なのは「準備がいかに少ないか」です。凝ったおもちゃを用意しなくても、身近なものの方が子どもはむしろ夢中になったりします。

この記事では、年齢別に使えるアイデアを20個まとめました。全部試す必要はなくて、「これならできそう」と思うものを1つでも拾ってもらえれば十分です。

目次
  1. 0〜1歳向け|感触・音・顔を楽しむ遊び5選
  2.  1〜2歳向け|動く・作る・まねっこ遊び5選
  3. 3〜5歳向け|工夫・ルール・想像力を使う遊び5選
  4. 年齢問わず使える「雨の日の定番」遊び5選
  5. 【まとめ】
  6. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

0〜1歳向け|感触・音・顔を楽しむ遊び5選

① いないいないばあ

0歳から使える最強の遊びです。タオルや布で顔を隠すだけ。子どもが笑う顔を見ると、こっちまで楽しくなってきます。何回やっても飽きないのが不思議なんですよね。

② ペットボトルマラカス

空のペットボトルにお米や小豆を入れてふたをするだけ。振ると音が出て、赤ちゃんが目を輝かせます。保育園でも定番の手作りおもちゃで、中身を変えると音が変わるのでそれだけでバリエーションが出ます。

③ くしゃくしゃ遊び(新聞紙・チラシ)

新聞紙やチラシをくしゃくしゃに丸めたり、びりびり破ったり。感触と音が刺激的で、意外とじっくり集中します。後片付けは大変ですが(笑)、子どもが真剣な顔で紙をちぎっている姿はかわいいです。

④ 鏡の前で遊ぶ

鏡に映った自分の顔に興味を持つのがこの時期。大きな鏡の前に連れて行くだけで、しばらく見入っています。一緒に表情を変えて見せてあげると、模倣しようとして面白い顔になります。

⑤ タオルブランコ(バスタオル)

バスタオルの両端を大人がしっかり持って、ゆっくり揺らすだけ。「ゆ〜ら、ゆ〜ら」と声をかけながら揺らすと大喜びです。体幹にもいいと言われています。

 1〜2歳向け|動く・作る・まねっこ遊び5選

子どもたちが室内でクレヨンや工作道具を使って楽しそうに遊んでいるシーン

1歳を過ぎると「自分でやりたい」という気持ちが一気に出てきます。この時期は、うまくできなくてもOK。失敗を怒らずに見守れる遊びを選ぶのがポイントです。

⑥ お絵かき(クレヨン・フィンガーペイント)

クレヨンを握って紙に描くだけで大興奮です。フィンガーペイントは指に絵の具をつけて紙にぺたぺたするだけなので、筆が使えなくても楽しめます。汚れるのが心配な方は、大きなビニールシートを敷いてから始めると後片付けが楽です。

⑦ 洗濯物たたみの「お手伝いごっこ」

小さなタオルを渡して「一緒にたたもう」と声をかけると、なぜか真剣にやります。うまくたためなくても全然OK。「上手だね!」と褒めると何度でもやってくれます。これは、家事と遊びが同時にできる最高の方法です(笑)。

⑧ 積み木・ブロック積み

「高く積んで、わざと崩す」-これが1歳児の黄金パターンです。崩れる瞬間が面白くて何度も繰り返します。積み上げるより崩す方が好きなのがこの時期の特徴。

⑨ まねっこ遊び(動物ものまね)

「ゾウさんになってみよう」「ネコの声を出してみよう」と声をかけるだけで、一生懸命ものまねします。言葉の発達にも繋がるので、保育園でも意識的に取り入れています。

⑩ 段ボールトンネル

大きな段ボールをトンネル状にして床に置くだけ。中をくぐるのが楽しくて、何往復もします。段ボールに絵を描いて「カラートンネル」にするとさらに盛り上がります。

3〜5歳向け|工夫・ルール・想像力を使う遊び5選

子どもたちがクッションやトンネルを使って室内で体を動かして遊んでいるシーン

3歳を過ぎると、ルールのある遊びが少しずつできるようになります。負けて泣くこともありますが(笑)、それも大事な経験。勝ち負けに慣れるプロセスだと思って見守ってあげてください。

⑪ 新聞紙ボーリング

ペットボトルをピンに見立てて並べ、新聞紙を丸めたボールを転がします。作るところから参加できるのがいいところです。距離を変えると難易度が変わります。

⑫ 風船バレー

膨らませた風船を落とさないように打ち合うだけ。ルールはゆるくて大丈夫です。風船はゆっくり動くので小さい子でも参加しやすいです。ただ、はじけると泣く子もいるので(うちの次女がそうでした)、あらかじめ「割れることもある」と伝えておくと安心です。

⑬ ままごと・お店屋さんごっこ

大人が「お客さん」になるだけで、子どもが張り切って遊びます。「このハンバーグください」「いくらですか?」と本気でやり取りすると、みるみる語彙が増えていきます。保育教諭的には、これが一番言語発達にいい遊びだと思っています。

⑭ 絵本の読み聞かせ(声マネあり)

普通に読むより、登場人物ごとに声を変えたり「この次どうなると思う?」と質問しながら読むと集中度が全然違います。一冊で15〜20分は時間が持ちます。

⑮ 床に貼ったテープで「線路・迷路」

マスキングテープを床に貼って線路や迷路を作ると、それだけで何十分も遊べます。ミニカーや電車のおもちゃと組み合わせると最高です。テープは剥がせるものを使えば床も傷つきません。

年齢問わず使える「雨の日の定番」遊び5選

⑯ お菓子作り(型抜きクッキーなど)

粉を混ぜる・型で抜く、この2工程だけでも十分遊べます。食育にもなりますし、「自分で作った」という達成感が大きい。食べる段階で「おいしいね」と一緒に味わうのが、また格別です。

⑰ かくれんぼ(室内版)

狭い家でも案外楽しめます。大人が一生懸命隠れると、子どもは全力で探します。見つかったときの子どもの顔が最高に可愛いです。

⑱ 影絵・懐中電灯遊び

暗くした部屋で懐中電灯を壁に当て、手で影絵を作ります。犬・鳥・ウサギなどの形を教えながら一緒に作ると「もっとやって!」とリクエストが止まりません。

⑲ 粘土・スライム作り

市販の粘土でも、手作りスライムでも。感触遊びは集中力を引き出すと言われていて、保育の現場でも積極的に取り入れています。手が汚れますが、それも含めて楽しいんです。

⑳ 写真アルバムを一緒に見る

「これ赤ちゃんのときのあなただよ」と一緒に写真を見るだけで、子どもは大興奮します。まだ記憶のない頃の写真は「えーっ!」と驚くので面白いです。家族の話をするきっかけにもなります。

【まとめ】

20個並べましたが、全部やろうとしなくて大丈夫です。「今日はこれ1個試してみよう」くらいで十分です。

正直に言うと、室内遊びで一番大切なのは親が一緒に楽しんでいる姿を見せることだと思っています。子どもって、大人が本気で楽しんでいると一気に乗ってきます。逆に、義務でやっている感が出ると、なぜか子どもも冷めてしまう。

雨の日も、体調不良で外に出られない日も、「一緒に過ごす時間」として前向きにとらえてもらえたら嬉しいです。

保育教諭が子どもたちと身近なものを使って室内で一緒に遊んでいるシーン

【編集部より:アボ隊長のコメント】

うちの子どもたちが小さかった頃、雨の日の過ごし方に本当に悩みました。

長女のときは「室内遊びのネタが尽きた……」と途方に暮れて、結局テレビに頼ってしまうことも多かったです。でもあるとき、段ボール箱を渡したら1時間以上夢中で遊んでいて。「高価なおもちゃより段ボールじゃないか」って、ちょっと笑えた記憶があります(笑)。

保育の現場でも同じで、凝った教材よりも「マスキングテープ1本」「新聞紙1枚」の方が子どもが自由に発想を広げて楽しんでいることが多いです。

子どもにとって大事なのは、「何で遊ぶか」より「誰と遊ぶか」なんだなと、3人育てて改めて感じています。今日も一緒に楽しんでください!(アボ隊長)


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児のママ)

※本記事は保育の現場での経験と個人的な子育て経験に基づくものです。遊び中は必ず大人が見守るようにしてください。

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