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子どものインフルエンザ予防接種|いつから?回数・副反応・受ける目安

子どものインフルエンザ予防接種について、「いつから受けられるの?」「何回受ければいいの?」「副反応はどんな症状?」と気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

特に保育園や幼稚園などで集団生活をしていると、インフルエンザが流行する時期は心配になりますよね。一方で、予防接種を受けるかどうか迷うこともあるでしょう。

この記事では、子どものインフルエンザ予防接種を受けられる時期や接種回数、期待できる効果、副反応、接種を考える際の目安についてやさしく解説します。

予防接種について正しく知り、お子さんや家庭に合った選択を考えるための参考にしてくださいね。

目次
  1. インフルエンザ予防接種はいつから受けられる? 
  2. 接種回数と間隔の目安 
  3. 予防接種の効果と持続期間 
  4. 副反応とその対処法 
  5. インフルエンザ予防接種を受けるか迷ったときの判断目安 
  6. 予約方法と費用について 
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

インフルエンザ予防接種はいつから受けられる? 

生後6か月から接種できる 

子どものインフルエンザ予防接種は、注射で接種する不活化インフルエンザワクチンの場合、生後6か月から受けられます。

保育園などで集団生活をしていると、インフルエンザにかかる機会も気になりますよね。一方で、「まだ赤ちゃんだけど予防接種をしても大丈夫なのかな?」と不安もあることでしょう。接種する時期に迷ったら、月齢や体調なども含めて、かかりつけの小児科で相談してみましょう。

なお、鼻に噴霧するタイプのインフルエンザワクチンは、2歳以上19歳未満が対象です。このように、年齢によって接種できるワクチンの種類が異なります。 

参考:2025/26 シーズンのインフルエンザ治療・予防指針

10〜11月ごろの接種がひとつの目安 

日本小児科学会の予防接種スケジュールでは、インフルエンザワクチンは毎年10〜11月ごろの接種が示されています。

参考:日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2026年4月1日版)」

インフルエンザの流行状況はシーズンによって異なるため、「毎年この日までに受けなければならない」と決まっているわけではありません。接種を希望する場合は、流行が本格化する前に余裕をもって予定を立てておくことをおすすめします。

流行前に余裕をもって準備しよう 

子どもの年齢によっては複数回の接種が必要になる場合があります。

そのため、流行してから慌てて予約するのではなく、早めに接種スケジュールを立てておくことが大切です。

また、秋になるとインフルエンザワクチンの予約が始まる医療機関も多く見られます。

かかりつけ医の案内を確認し、お子さんの体調に合わせて接種時期を考えておくとよいでしょう。

接種回数と間隔の目安 

13歳未満は2回接種が基本 

注射で接種する不活化インフルエンザワクチンは、13歳未満の子どもは2回接種となっています。 

「一度受ければ終わり」と思っていると、2回目の予約がつい遅くなってしまうことも。

接種を希望する場合は、1回目を予約する段階で2回目の日程も確認しておくとスムーズです。 

1回目と2回目は2〜4週間あける 

日本小児科学会では、13歳未満の不活化インフルエンザワクチンについて、

1回目と2回目の間隔は、4週間(2〜4週間)としています。

参考:日本小児科学会「日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール(2026年4月1日版)」

園の行事や家族の予定なども確認しながら、2回目まで無理なく受けられる日程を考えておきましょう。

予防接種の効果と持続期間 

発症や重症化を防ぐ効果が期待できる 

インフルエンザワクチンには、インフルエンザの発症を一定程度予防したり、かかった場合の重症化を防いだりする効果が期待できます。

子どもがインフルエンザにかかると、高熱などの症状に加えて、まれに重い合併症を起こしたり、異常行動がみられたりすることもあります。 

予防接種はインフルエンザを完全に防ぐものではありませんが、発症や重症化のリスクを減らすための方法のひとつと考えておきましょう。

参考:厚生労働省「インフルエンザワクチン(季節性)」

効果はずっと続くわけではない

インフルエンザワクチンの効果は、ずっと続くわけではありません。

また、インフルエンザはその年によって流行するウイルスのタイプが異なるため、ワクチンも毎年そのシーズンに合わせて作られています。

そのため、「去年受けたから今年は大丈夫」というわけではなく、基本的には毎年、接種を検討することになります。

接種してもインフルエンザにかかることはある

「予防接種を受けたから、インフルエンザにはかからない」と思う方もいるかもしれません。
しかし、インフルエンザワクチンは感染を完全に防ぐものではないため、接種していてもインフルエンザにかかることがあります。

だからこそ、予防接種を受けたあとも、手洗いや咳エチケットなど、できることから日頃の感染対策を続けていきましょう。

副反応とその対処法 

参考:厚生労働省「令和7年度 急性呼吸器感染症(ARI)総合対策に関するQ&A」Q32 

接種したところの腫れや発熱がみられることも 

インフルエンザワクチンを接種したあと、注射したところが赤くなったり、腫れたり、痛みやかゆみが出たりすることがあります。また、発熱や頭痛、寒気、だるさなどの症状がみられる場合もあります。

こうした副反応の多くは一時的なもので、通常は2〜3日ほどでおさまります。

腫れや痛みがあるときは冷やして様子を見よう 

接種したところに腫れや痛みがあるときは、患部を冷やすことで症状が和らぐことがあります。

参考:厚生労働省「ワクチンの副反応に対する考え方及び評価について」p.9 

発熱やだるさがある場合は、無理をせずゆっくり休み、水分をこまめにとるようにしましょう。

症状が強い場合やなかなかおさまらない場合、「いつもと様子が違う」と感じた場合は、接種した医療機関やかかりつけ医に相談してください。

強いアレルギー症状など異常がみられたら医師へ連絡を 

まれではありますが、ワクチン接種後にアナフィラキシーなどの重いアレルギー反応が起こることがあります。

帰宅後に異常がみられた場合は、速やかに医師へ連絡しましょう。 

アナフィラキシーは接種後比較的すぐに起こることが多いため、厚生労働省では接種後30分間は接種した医療機関内で安静にするよう案内しています。

インフルエンザ予防接種を受けるか迷ったときの判断目安 

保育園や幼稚園などで集団生活をしている 

保育園や幼稚園では、子ども同士が近い距離で一緒に過ごす時間が長くなります。

園でインフルエンザが流行し始めると、「次はうちの子かも……」とヒヤヒヤしてしまいますよね。

きょうだいがいるご家庭では、「家族みんなに広がったらどうしよう」と心配になることもあるでしょう。 

インフルエンザの予防接種を受けるか迷ったときは、園などで集団生活をしていることも、接種を考える際のひとつのポイントになります。

基礎疾患がある場合はかかりつけ医に相談する 

持病や基礎疾患があるお子さんの場合は、インフルエンザにかかったときのリスクや、予防接種を受けられるかどうかを事前に確認しておきましょう。 

お子さんの病気や治療内容によって状況は異なるため、自己判断せず、医師と相談しながら接種について考えましょう。

一緒に暮らす家族のことも考えてみよう 

家庭に高齢者や妊娠中の方などがいる場合は、一緒に暮らす家族の状況も接種を考える材料のひとつになります。

ただし、予防接種を受けるかどうかは、お子さんの年齢や体調、家庭の状況などによっても異なります。

「受けたほうがいいのかな?」と迷ったら、かかりつけ医に相談し、納得したうえで決めていきましょう。

予約方法と費用について 

まずはかかりつけの小児科を確認しよう 

インフルエンザの予防接種を希望する場合は、まずかかりつけの小児科や医療機関の案内を確認してみましょう。

「まだ先だから大丈夫」と思っていたら、希望していた日がすでに予約でいっぱいだった…なんてこともあります。

わが家でも、きょうだい一緒に予約を取っていたものの、当日になってひとりが体調を崩して予定どおりにいかなかったことがありました。子どもの予防接種は、なかなか予定どおりにはいかないものだなと感じます。

また、秋になると予約が集中することもあるため、接種を考えている場合は早めに予約方法や受付開始時期をチェックしておくと安心です。 

費用は医療機関によって異なる 

子どものインフルエンザ予防接種は、原則として定期接種ではなく任意接種です。そのため、接種費用は医療機関によって異なります。

「いくらかかるの?」と気になる場合は、予約する医療機関のホームページや電話などで事前に確認しておきましょう。

自治体の助成が受けられることも 

自治体によっては、子どものインフルエンザ予防接種にかかる費用の一部を助成している場合があります。

対象となる年齢や助成額、申請方法などは自治体によって異なるため、お住まいの市区町村のホームページや保健センターなどで確認してみましょう。

【まとめ】

インフルエンザの予防接種は、子どもの年齢によって接種回数や間隔が異なります。

まずは正しい情報を知り、余裕をもって準備しておくことが大切です。 

「受けたほうがいいのかな?」と迷うときは、ひとりで悩まず、かかりつけ医に相談してみましょう。

お子さんの体調を大切にしながら、ご家庭に合った選択をしてくださいね。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

予防接種って、「受けたほうがいいのかな?」「いつ受けよう?」と迷いますよね。

特に初めての予防接種シーズンなら、なおさらです。

秋から冬は、インフルエンザだけでなく、いろいろな風邪や感染症が流行する時期。

せっかく予定を立てても、子どもが体調を崩して予定どおりにいかないこともあります。

そんなときは焦らず、お子さんの体調を一番に考えてあげてくださいね。

 気になることや迷うことがあれば、かかりつけ医に相談しながら、ご家庭に合ったタイミングを考えてみましょう。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※本記事は、子どものインフルエンザ予防接種に関する一般的な情報を提供するもので、個別の診断や治療、接種の判断に代わるものではありません。お子さんの体調や接種時期、副反応などについて気になることがある場合は、かかりつけ医などの医療機関にご相談ください。 

【相談窓口】

  • かかりつけの小児科・医療機関 

接種できる時期や回数、お子さんの体調、副反応などについて相談できます。 

  • お住まいの市区町村の保健センター・予防接種担当窓口 

予防接種に関する地域の案内や、費用助成の有無などを確認できます。 

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