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子どもの健康

とびひ|症状・感染ルート・保育園の登園基準まとめ

「これ、とびひかも?」
子どもの肌に水ぶくれみたいなものができたり、じゅくっとしたただれが広がったりすると、急に不安になりますよね。しかも気になるのは、症状そのものだけじゃありません。うつるの? 保育園は行ける? 兄弟に広がる? と、心配が一気に増えるんです。

わたしも、長女が夏に虫刺されをかきこわして、翌朝「あれ、昨日より広がってる…」と青ざめたことがありました。子どもって、かゆいと容赦なく触りますよね。こちらが気づいた時には、もう“飛び火”みたいに増えていて、名前そのままだな…と変に納得したのを覚えています(笑)。

とびひは、正式には伝染性膿痂疹という細菌による皮膚の感染症です。あせも、虫刺され、湿疹、ひっかき傷などをきっかけに広がりやすく、接触でうつるので、家庭でも園でもちょっとした工夫が大事になります。日本皮膚科学会

目次
  1. とびひってどんな症状?
  2. とびひはどうやってうつる?
  3. 家でできるケアと悪化を防ぐコツ
  4. 保育園は休む? 登園基準の考え方
  5. 受診したほうがいいサイン
  6. 兄弟・家庭内で広げないためにできること
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

とびひってどんな症状?

最初は小さな傷や虫刺されから始まりやすい

とびひは、あせも、虫刺され、湿疹、すり傷などに細菌が入り込んで起こりやすい感染症です。水ぶくれや膿をもったぶつぶつができて、それが破れてただれたり、かさぶたになったりします。かゆみが強く、かくことで別の場所にも広がりやすいのが特徴なんです。日本皮膚科学会 日本小児科学会

鼻のまわりから始まることも多い

子どもは鼻をさわるクセがあるので、鼻の入口の細菌が手につき、その手で虫刺されや湿疹をかいて広がることがあります。顔まわりから始まるケースがあるのは、こういう背景もあるんですよね。日本皮膚科学会

アボ隊長の本音長女のとき、最初は「ちょっとかいた跡かな」と思って見過ごしかけました。でも翌日には、水っぽくじゅくっとしたところが増えていて、これは普通のかきこわしじゃないと気づいたんです。子どもの肌トラブルって、昨日と今日で景色が変わることがありますよね。迷ったら早めに見せるほうが、あとでバタバタしにくいです。

とびひはどうやってうつる?

接触で広がるから「触らない」が大事

とびひは接触感染で広がります。水ぶくれやただれた部分の浸出液にふれた手で、ほかの場所をかいたり、おもちゃやタオルに触れたりすることで広がっていきます。だからこそ、患部をむき出しにしないこと、手洗いをすること、爪を短くすることがすごく大切なんです。日本小児科学会

タオルの共用は避けたいところ

園や家庭では、タオルの共用を避けるのが基本です。個人持ちのタオルを使って、できればほかの人のものと密着しないようにしておくと安心です。家庭でも、兄弟で同じタオルをなんとなく使うのは、この時期だけでもやめたほうが平和ですよ。日本小児科学会

アボ隊長の本音次女が小さいころ、姉妹でタオルを“まあいっか”と使ってしまいそうになる場面、けっこうありました。忙しい朝ってそうなりますよね。でも、皮膚の感染症だけは「まあいっか」のあとが面倒なんです(笑)。それ以来、肌トラブルがあるときはタオル、ガーゼ、寝具まわりを分ける意識を強めています。

家でできるケアと悪化を防ぐコツ

清潔にして、覆って、かかせない

家庭でまず意識したいのは、患部を清潔に保つことです。そして、ガーゼや包帯、絆創膏などで適切に覆って、子どもが触りにくい状態を作ります。とびひは、かくことで自分の体の別の場所にも広がりやすいので、爪を短く切ることもかなり大事です。日本小児科学会

入浴は自己判断せず、医師の指示に合わせる

入浴は、医師の許可があればシャワー浴で対応する考え方が示されています。じゅくじゅくが強い時や範囲が広い時は、家で「とりあえずいつも通り」で進めないほうが安心です。日本小児科学会

アボ隊長の本音わたし、最初の頃は「乾かしたほうがいいのかな」「覆うと蒸れそう」と迷っていました。でも実際は、触らせないことのほうがずっと大事でした。三女なんて、気になると本当に何度でも触るんです。きれいに覆っておくだけで、広がり方がかなり変わるなと感じました。

保育園は休む? 登園基準の考え方

きちんと覆えていれば登園できることが多い

とびひは、病変部をガーゼや絆創膏で適切に覆うことができれば、登園可能とされる考え方が一般的です。日本皮膚科学会でも、医師の診察を受けて治療し、病変部をきちんと覆って露出していなければ登園の許可が得られると案内されています。日本皮膚科学会

広範囲・全身状態が悪い時は休む判断も

一方で、病変が多発している、全身に広がっている、元気がない、かゆみが強すぎて集団生活が難しい、そういう時は休ませたほうがいい場合もあります。日本小児科学会の感染症解説でも、全身に広がっている場合は医師判断とされています。日本小児科学会

園では「覆えるか」がかなり大きい

保育の感染対策では、皮膚の傷や患部を覆うことが接触感染対策のひとつとされています。園によっては、顔まわりなど覆いにくい場所か、滲出液が多いかでも判断が分かれることがあります。朝の時点で迷うなら、受診後に園へ状態を共有しておくと話が早いです。厚生労働省

アボ隊長の本音 保育園に連絡する朝って、ほんとうにソワソワしますよね。長女のときも「これ、行かせていいのかな」と電話する手がちょっと重かったです。でも、園側は“うつるかも”がいちばん気になるので、受診したか、覆えているか、薬は始まっているか、この3つを伝えると話がまとまりやすかったです。

受診したほうがいいサイン

広がる、じゅくじゅくする、機嫌が悪い

とびひは、軽いうちなら外用薬で済むこともありますが、広がってくると内服の抗菌薬が必要になることもあります。水ぶくれやただれが増える、かゆみが強い、赤みがどんどん広がる、顔まわりに出てきた、機嫌が悪い、眠れない、そんな時は早めに受診したいところです。日本小児科学会

いつもの湿疹と違う時も迷わず相談

アトピーや汗疹がある子だと、「いつもの荒れかな」と見分けがつきにくいこともありますよね。でも、とびひは細菌感染なので、普段の保湿だけでは追いつかないことがあります。

アボ隊長の本音次女は肌が弱めだったので、「これも保湿で様子見かな」と迷いやすかったんです。でも、広がるスピードが早い時は、やっぱり違いました。わたしは“昨日より面積が増えているか”をかなり見るようにしています。それだけでも、受診の判断がしやすくなりましたよ。

兄弟・家庭内で広げないためにできること

兄弟のスキンシップは少しだけ慎重に

小さい兄弟姉妹がいると、くっついて遊ぶのは日常ですよね。でも、とびひの時期だけは少しだけ慎重に。患部を覆う、爪を短くする、触ったら手を洗う、タオルを分ける。この地味な対策が、いちばん効きます。日本小児科学会

寝具や衣類も「なんとなく共有」を減らす

昼寝布団で顔がくっつく、パジャマを貸し借りする、汗拭きタオルを使いまわす。こういう“家庭のいつもの流れ”があると広がりやすくなります。短い間だけでも、分ける意識をもつと安心です。

アボ隊長の本音三女がまだ小さい頃、姉のあとを追ってなんでも真似していたので、タオルまで同じにしたがって困ったことがありました(笑)。でも感染症の時期だけは、かわいそうでも線引きが必要でした。数日だけ頑張るほうが、あとで家族全員バタつかずに済みます。

【まとめ】

とびひは、虫刺されやあせも、湿疹などをきっかけに起こりやすく、かゆみでかいた手からどんどん広がりやすい皮膚の感染症です。だからこそ、早めに気づいて、清潔にして、覆って、触らせない。この流れがとても大切になります。保育園についても、必ずしも長く休まなければいけないわけではなく、きちんと受診して、患部を適切に覆えていれば登園できることは少なくありません。ただし、広範囲に広がっている時や元気が落ちている時は別です。迷った時は、自己判断で引っぱらず、小児科や皮膚科、園と一緒に考えるほうが、親の気持ちもずっとラクになります。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

とびひって、名前はよく聞くのに、いざ自分の子どもがなると急に焦りますよね。わたしも最初は「ただのかきこわし?」「園どうしよう?」と頭の中が大渋滞でした。でも経験して思うのは、親が全部を完璧に判断しなくていいということです。広がる前に受診して、覆って、園に共有する。それだけでかなり違います。子どもの肌トラブルは、ママが悪いわけじゃないです。まずは責めずに、早めに整えていきましょう。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。お子さんの状態が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。

【相談窓口】

  • かかりつけの小児科医
    いつもの体調や肌の状態を知っている先生なので、最初の相談先として頼りやすいです。
  • 皮膚科
    水ぶくれやただれが広がる、薬を塗っても良くならない、肌の見分けが難しい時に相談しやすいです。
  • 園の先生・担任
    登園してよいか迷う時や、園でのガーゼ対応・プール参加の可否を確認したい時に話しやすい相手です。
  • #8000(こども医療電話相談)
    夜間や休日に「今すぐ受診かな」と迷った時に使いやすい相談先です。厚生労働省
  • 産婦人科・出産した医療機関・助産師
    妊娠中や産後のママ自身が疲れ切っている、体調やメンタルがしんどい時に相談しやすい窓口です。
  • 119番
    ぐったりして反応が悪い、発熱や全身状態の悪化が強いなど、緊急性を感じる時はためらわず救急要請を優先してください。厚生労働省

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