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子どもの日焼け止め|年齢別の選び方とSPFの正しい知識

「子どもに日焼け止めって必要なのかな?」
これ、夏になるとかなり悩みませんか。SPF50のほうがいいの? 赤ちゃんにも塗って大丈夫? 毎日使うなら負担はない? と、売り場で立ち止まるママ、多いと思うんです。

わたしもそうでした。
長女が1歳ごろの夏、帽子はある、薄着もしてる、でも公園へ行く前に「結局なにを選べばいいの…」と棚の前でフリーズしたのをよく覚えています(笑)。

子どもの紫外線対策は、日焼け止めだけで完結するものではありません。時間帯、帽子、服、日陰の使い方を合わせて考えるのが基本ですし、年齢によって“塗ること”より先に気をつけたいこともあります。日本小児皮膚科学会 環境省

目次
  1. 子どもに日焼け止めが必要な理由
  2. 年齢別で違う日焼け止めの考え方
  3. SPFとPAは「高ければ安心」ではない
  4. シーン別の日焼け止めの選び方
  5. 塗り方・塗り直しで効果はかなり変わる
  6. 肌トラブルがあるときの注意点と相談の目安
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

子どもに日焼け止めが必要な理由

日焼け止めは「塗るか塗らないか」だけで考えない

子どもの紫外線対策というと、まず日焼け止めを思い浮かべますよね。でも実際は、強い日差しの時間帯を避ける、日陰を選ぶ、つばのある帽子をかぶる、肌の露出を減らす、こうした対策をセットで考えるのが基本なんです。紫外線が強い時間帯は午前10時〜午後2時ごろで、曇りの日でも油断はできません。日本小児皮膚科学会

「塗ってるから大丈夫」と思い込むより、そもそも長く直射日光に当たりすぎない工夫をしたほうが、子どもの肌にはやさしいんですよね。

アボ隊長の本音わたし、1人目の長女のときは“日焼け止めを塗ったら準備完了”みたいに思っていた時期がありました。でも真夏の公園って、塗っていても普通に暑いし、帽子を嫌がるし、汗ですぐ流れるんです。そこでやっと「塗るだけじゃ足りないんだ」と気づきました。今は、時間帯をずらすほうを先に考えています。朝の短時間に外へ出るだけで、親も子もかなり楽ですよ。

年齢別で違う日焼け止めの考え方

0歳は「塗る」より先に、避ける工夫が中心

赤ちゃんは肌がとてもデリケートです。環境省の案内では、乳児は紫外線の強い時間帯の外出を避けたり、帽子やベビーカーの日よけ、薄い長袖などで覆う工夫をすれば、日焼け止めを使わなくてもよい場面があるとされています。環境省

さらに、保育現場向けのアレルギー対応ガイドラインでは、1歳未満は日焼け止めの安全性が十分に確立されていないため、基本的には慎重に考えたいとされています。こども家庭庁

1〜2歳は低刺激を意識して、必要な場面に絞る

1歳を過ぎたら、外遊びや散歩の時間がぐっと増えますよね。この時期は、肌の状態を見ながら、必要な日だけ使う考え方が現実的です。湿疹がない肌に使うこと、帽子や服などほかの対策も併用することが前提になります。こども家庭庁

3歳以降は「生活に合わせて選ぶ」がしやすい

園児になると、散歩、水遊び、園庭、遠足など、外にいる時間が読みやすくなります。毎日の通園や短時間の外遊びなら強すぎないもの、長めのレジャーなら少し防御力を上げる、という選び分けがしやすくなります。日本小児皮膚科学会

アボ隊長の本音次女が2歳のころ、ちょっとした散歩でも毎回がっつり塗ろうとして、わたしのほうが先に疲れていました(笑)。でも、帽子+薄手の羽織り+朝の短時間なら、そこまで神経質にならなくても回るんですよね。三女のときは、その“足し算”がわかっていたのでかなり気持ちが楽でした。

SPFとPAは「高ければ安心」ではない

SPFはUVB、PAはUVAの目安

SPFは主にUVBを防ぐ力、PAはUVAを防ぐ力の目安です。ただ、ここで大事なのは「数字が高いほど、どんな子にも毎日ベスト」ではないこと。子どもの肌では、極端に高い数値のものは負担になりやすく、保育現場向けガイドラインでは子どもにはSPF20前後、PA++程度がすすめられています。こども家庭庁

毎日使いは“ほどほど”がちょうどいい

日本小児皮膚科学会でも、通園や散歩などの日常生活ではSPF15〜20、PAくらい、海や山のような長時間の屋外ではSPF20〜40、PA〜+++がひとつの目安とされています。日本小児皮膚科学会

アボ隊長の本音昔のわたしは「数字が高いほうが安心」と思って、つい強いものを選びがちでした。なんだか“ちゃんと守ってる母”っぽく見える気がして(笑)。でも長女の肌には少し重かったのか、ベタついて嫌がることがあったんです。そこからは、毎日用とレジャー用を分けるようにしました。結局、続けやすいほうが勝ちなんですよね。

シーン別の日焼け止めの選び方

通園・散歩・公園なら、低刺激で使いやすいもの

毎日の生活で使うなら、SPF15〜20、PA++くらいを目安にしつつ、塗り広げやすさや落としやすさも大事です。環境省の資料では、子ども用や敏感肌向けの日焼け止めには、紫外線散乱剤を中心にしたものが多く、「紫外線吸収剤フリー」「ノンケミカル」などの表示が見られると紹介されています。環境省

海・山・プール・長時間の外遊びは少し強めで

レジャーや炎天下で長く過ごす日は、SPF20〜40、PA++〜+++くらいまで上げて考えるのが目安です。水辺では耐水性のあるものを選び、ラッシュガードや帽子も組み合わせると安心感が増します。日本小児皮膚科学会

アボ隊長の本音うちは海へ行く日だけは、普段用と別にしていました。普段と同じ感覚で行くと、あとで「耳の後ろだけ赤い!」「足の甲だけ焼けてる!」が起こるんです。しかも子どもって、親が思うより変なところまで焼けますよね。毎日とレジャーを分けるようにしたら、買い物もかなり迷わなくなりました。

塗り方・塗り直しで効果はかなり変わる

少なすぎると、表示どおりの力は出にくい

日本皮膚科学会のQ&Aでは、日焼け止めは塗る量が少ないと、本来のSPFやPAの効果が十分に出にくいと説明されています。顔なら真珠2個分くらいを目安にのばし、汗や水、こすれで落ちるので、3時間に1回くらいの塗り直しが確実とされています。日本皮膚科学会

塗り忘れしやすい場所こそ要注意

うなじ、耳、首、手の甲、足の甲。ここ、かなり焼けやすいです。顔ばかり気にしていると見落としがちなんですよね。日本皮膚科学会

アボ隊長の本音わたし、長女のときに耳だけほんのり赤くなって「なんでそこ!?」と本気で驚きました(笑)。それからは、顔を塗ったあとに“耳・うなじ・首”を呪文みたいに確認しています。あと、朝きれいに塗っても、昼にはだいたい怪しいです。子どもって汗もかくし、顔も触るし、タオルでゴシゴシしますからね。塗り直し前提のほうが気持ちはラクでした。

肌トラブルがあるときの注意点と相談の目安

湿疹がある日は無理に塗らない

湿疹やかぶれがあるときは、まず肌の状態を優先したいところです。保育現場向けガイドラインでも、1歳以上であっても湿疹などのない皮膚に使うことが望ましいとされています。こども家庭庁

使ったあとに赤みやかゆみが出たら見直す

塗ったあとに赤み、かゆみ、ヒリつきが出るなら、その製品が合っていない可能性もあります。いったん使用をやめて、帽子や衣類、日陰での対策を中心に戻すのもひとつです。無理に続けるより、相談したほうが早い場合もあります。

アボ隊長の本音次女が汗をかきやすい時期に、首まわりが荒れやすかったことがありました。そのときに「せっかく買ったし…」と続けなくてよかったなと思っています。子どもの肌って、昨日大丈夫でも今日は違うんですよね。わたしはそこで、“いい商品探し”より“今日は塗る日か、避ける日か”を見極めるほうが大事なんだと学びました。

【まとめ】

子どもの日焼け止め選びは、数字の大きさだけで決めるより、年齢、肌の状態、外で過ごす時間に合わせて考えるほうがうまくいきます。0歳はまず日差しを避ける工夫を優先して、1歳を過ぎたら肌の状態を見ながら少しずつ。毎日の通園や散歩なら強すぎないもの、海や山のような日だけ少し防御力を上げる、そのくらいの分け方で十分なんです。大事なのは、日焼け止めだけに頼らず、帽子や服、日陰、時間帯もセットで考えること。そして、子どもが嫌がりすぎず、親も続けやすい形を見つけることだと、わたしは感じています。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

日焼け止めって、子ども用品売り場の中でも地味に迷うアイテムですよね。わたしも最初は「どれが正解なの?」の連続でした。でも、長女・次女・三女で何年も夏を過ごしてきて思うのは、“完璧に守る”より“無理なく続けられる”のほうがずっと大事だということです。朝の短い外遊びなら帽子を優先、レジャーの日は塗り直しも前提、肌が荒れている日は無理しない。そんなふうに、その日の子どもに合わせて調整できれば十分なんですよ。ママが悩みすぎなくて大丈夫です。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。お子さんの状態が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。

【相談窓口】

  • かかりつけの小児科医
    いつもの肌の様子や体質を踏まえて相談しやすい、いちばん身近な窓口です。
  • 皮膚科
    日焼け止めで赤みやかゆみが出る、湿疹が続く、肌荒れが悪化する時に相談しやすいです。
  • #8000(こども医療電話相談)
    夜間や休日に「受診したほうがいいかな」と迷った時に使いやすい相談先です。厚生労働省
  • 園の先生・担任
    園庭遊びや水遊びの時間、帽子やラッシュガードのルールなど、集団生活の中での対策を相談しやすい相手です。
  • 産婦人科・出産した医療機関・助産師
    妊娠中や産後のママ自身の肌トラブル、体調不良、薬の使用への不安がある時に相談しやすい窓口です。
  • 119番
    ぐったりして反応が悪い、水分が取れない、強い日焼けや熱中症症状が疑われる時は、ためらわず緊急対応を優先してください。こども家庭庁

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