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七夕飾りの作り方|保育園・幼稚園で使えるアイデア15選

七夕が近づくと、園から「笹飾りどうしよう」「おうちでも何か作ってみますか?」なんて空気になりますよね。
でも、いざやろうとすると、思ったより大変じゃないですか。

はさみはまだ早いかな、のりはベタベタになるかな、そもそも何を作れば七夕っぽく見えるのかな……と、手が止まるママは多いはずです。わたしもそうでした。長女のときは気合いだけはあったのに、材料を広げすぎて部屋が工作店みたいになって、途中で親のほうがぐったりしたんです(笑)。

七夕飾りって、上手に作ることより、子どもが「できた」「飾れた」「たのしい」と思えることのほうが大事なんですよね。園でも、季節の行事に触れながら飾りを作る時間は大切にされていますし、おうちでもその雰囲気は十分楽しめます。

今回は、保育園・幼稚園で使いやすくて、おうちでも取り入れやすい七夕飾りのアイデアを15個まとめました。年齢に合わせた進め方も入れているので、「これならできそう」が見つかるはずですよ。

目次
  1. 七夕飾りは「上手」より「参加できた」が正解
  2. 0〜2歳でも楽しみやすい七夕飾り3選
  3.  2〜4歳にぴったりの貼る・つなぐ飾り3選
  4. はさみデビュー期に作りやすい飾り3選
  5. 5〜6歳が達成感を味わえる飾り3選
  6. 仕上がりがぐっと華やぐ吊るす飾り3選
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

七夕飾りは「上手」より「参加できた」が正解

材料は少なめのほうが、親子ともにラク

七夕飾りって、きれいに見せようと思うほど材料を増やしたくなるんですよね。
でも実際は、折り紙、のり、クレヨン、シール、はさみくらいでも十分です。

色を増やしすぎると、子どもは選ぶだけで疲れてしまうこともあります。特に2〜3歳ごろは、作る前に気持ちが散ってしまいやすいんです。だからこそ、最初から全部を出さずに、今日はこれだけと決めて見せるほうが進みやすいですよ。

年齢ごとに「できること」を少しだけ変える

同じ飾りでも、0〜2歳なら貼るだけ、3〜4歳ならちぎる、5〜6歳なら切る、というふうに工程を変えるだけで一気に取り組みやすくなります。文科省でも、はさみやのりなどの道具は安全な使い方を確かめながら経験を積むことが大事にされています。

完成形を親が決めすぎなくても大丈夫です。
ちょっと曲がった輪つなぎも、のりがはみ出た星も、子どもの作品として見ればちゃんとかわいいんですよね。

アボ隊長の本音長女のとき、わたしは「映える七夕飾り」を目指して失敗しました。折り紙を何色も出して、飾りも何種類もやろうとして、子どもは途中で飽き、わたしは片付けで白目でした(笑)。それ以来、材料は少なめ、工程は短めに変えたらすごくラクになったんです。親が回せること、これがほんとうに大事です。

0〜2歳でも楽しみやすい七夕飾り3選

まずは「触るだけで完成に近づく」3つがおすすめ

この時期におすすめなのは、1つ目がシール短冊、2つ目が指スタンプの天の川、3つ目が足形の織姫・彦星です。
シール短冊は、短冊に丸シールや星シールを貼るだけ。これだけで十分七夕感が出ます。
指スタンプの天の川は、濃い色の画用紙に白や水色の絵の具をちょんちょん付けるだけで、夜空っぽく見えてきます。
足形の織姫・彦星は、足形を着物に見立てると一気に記念感が出ますよ。

この年齢は、作るというより参加するが目標です。数分で終わっても大成功なんです。

汚れにくく進めるなら、親が土台を作っておく

0〜2歳さんは、いきなり全部やるのはむずかしいです。短冊の穴あけ、顔パーツの準備、のりを出す量みたいな土台は、大人が先に整えておくとスムーズですよ。
「貼る場所だけ決まっている」「押すだけで形になる」状態にしておくと、子どもも達成感を感じやすいんですよね。

次女が2歳のころは、飾り作りよりシール台紙をはがすことに全力でした。でも、それでいいんです。季節の行事って、楽しい記憶が残るだけでも大きいですから。

アボ隊長の本音次女は小さいころ、飾りよりものりのフタに夢中でした(笑)。最初は「全然進まない」と思ったんですが、写真を見返したら、べたべたの手で笑っている顔がいちばんいい思い出なんですよね。完成度より、その子が参加できたかどうか。わたしは今、そこをいちばん大事にしています。

 2〜4歳にぴったりの貼る・つなぐ飾り3選

ちょっと手を動かしたい子にはこの3つ

この時期におすすめなのは、4つ目が輪つなぎ、5つ目がちぎり紙の星飾り、6つ目が紙皿の織姫・彦星です。
輪つなぎは定番ですが、色を交互にするだけでぐっと華やかになります。
ちぎり紙の星飾りは、星型の台紙に折り紙をちぎって貼るだけなので、指先遊びにもなります。
紙皿の織姫・彦星は、顔を描いて、髪や着物を貼る流れが楽しくて、園でも取り入れやすいです。

「自分でやった感」が出てくる時期なので、少し手順があるものが逆にハマることも多いですよ。

のり遊びは、量の調整だけで平和になる

2〜4歳で毎回起こるのが、のりの大洪水です。ありますよね。
そんなときは、のりを直接渡すより、小皿に少しだけ出して綿棒や指で付けるやり方がかなりおすすめです。机も服も被害が減ります。

三女は3歳のころ、紙より先に自分の手にのりを塗って満足していました。でも、そのあと「ぺたってした!」と嬉しそうで、まあ今日はそれでいっかとなったんです(笑)。

アボ隊長の本音わたし、輪つなぎを甘く見ていました。簡単だからすぐ終わるでしょと思ったら、長女は色の並びにこだわり、次女は輪の中に顔を入れ、三女はのりを机に広げる係でした(笑)。でも、同じ飾りでも3人の反応が全然違うんですよね。だからこそ、正解をひとつに決めないほうが親もラクです。

はさみデビュー期に作りやすい飾り3選

切る楽しさを味わえる3つを選ぶ

はさみを使いたくなってきたら、7つ目の三角つなぎ、8つ目の四角つなぎ、9つ目のじゃばら流れ星がおすすめです。
三角つなぎと四角つなぎは、細長い紙を切ってつなぐだけなので、まっすぐ切る練習にもなります。
じゃばら流れ星は、折った紙の端を少し切って開くと形が変わるので、「わあ」となりやすいんです。

こういう驚きがある飾りは、子どもがもう1個作りたいと言いやすいんですよね。

はさみは「持ち方」より「終わり方」までセットで伝える

切る前の説明も大事ですが、実は終わったあとの置き方まで伝えると事故が減ります。刃を閉じて置く、歩くときは持たない、大人に渡すときは柄を向ける。このあたりは最初にさらっと伝えるだけでも違います。
園でも、道具は使い方ごと経験していくもの。できた作品だけじゃなく、扱い方まで含めて育っていく感じがあります。

アボ隊長の本音長女のはさみデビューは、わたしの緊張がすごすぎて、たぶん本人より肩に力が入っていました(笑)。でも「危ないからダメ」ばかりだと、子どもって急につまらなくなるんですよね。だから今は、短時間で、横に座って、一緒に終わる。これを徹底しています。親も安心しながら進めるのがいちばんです。

5〜6歳が達成感を味わえる飾り3選

少し凝った飾りに挑戦するならこの3つ

年長さんくらいになったら、10個目の網飾り、11個目の提灯飾り、12個目の星の立体オーナメントが人気です。
網飾りは、折り紙を折って切り込みを入れて開くあの飾りです。七夕らしさがぐっと出ます。
提灯飾りは、切り込みを入れた紙をくるっと丸めるだけで、見栄えがいいんですよ。
星の立体オーナメントは、2枚の星を貼り合わせたり、折り目をつけたりすると、年長さんらしい作品になります。

少しむずかしいからこそ、できたときの顔が違うんです。

途中で手伝うときは「全部やらない」がコツ

親って、形がずれてくるとつい直したくなりますよね。
でも、そこで全部きれいに整えてしまうと、急に親の作品っぽくなってしまいます。

たとえば折るところだけ手伝う、貼る位置だけ一緒に決める、最後のひも通しだけ助ける。そんなふうに一部だけ支えると、子どもの達成感が残りやすいです。長女は年長のころ、「ここは自分でやるから見てて」とよく言っていました。あの感じ、成長をすごく感じます。

アボ隊長の本音5〜6歳って、急に「ちゃんと作りたい」が出てくるんですよね。だから失敗すると、本人も地味に落ち込みます。長女が網飾りで紙を切りすぎて、開いたらほぼバラバラになった日がありました。でも、そのあと「じゃあ流れ星にしよう」と言い換えたら、本人も笑って戻れたんです。失敗を作品変更にできると、空気がすごくやわらぎますよ。

仕上がりがぐっと華やぐ吊るす飾り3選

最後に加えると全体がまとまりやすい3つ

仕上げにおすすめなのは、13個目の吹き流し、14個目のくるくる天の川、15個目の願いごとポケット飾りです。
吹き流しは、トイレットペーパーの芯や紙コップを土台にすると作りやすいですし、七夕らしさが一気に出ます。
くるくる天の川は、細長い紙をカールさせるだけでもきれいです。
願いごとポケット飾りは、小さな封筒や折り紙ポケットに願いごとを入れる形で、持ち帰りにも向いています。

平面の飾りだけだと少しさみしく見えるので、吊るす飾りを入れると全体がまとまりやすいんですよね。

飾り方は「低めに一部」が子ども参加しやすい

全部を高い場所に飾ると、見るだけで終わってしまうことがあります。
だから、子どもの目線に近い位置にも少し飾って、「これわたしの」とわかる場所を作るのがおすすめです。

笹がなくても、壁、カーテンレールの近く、突っ張り棒でも十分かわいくなります。園っぽく見せたいなら、色を3色くらいに絞るだけでもまとまりやすいですよ。

アボ隊長の本音わたし、昔は飾るところまで気合いを入れて、子どもが触れない高い位置に全部上げていました。そしたら次女に「つくったのに見えない」と言われて、はっとしたんです。ほんとそれですよね。今は、子どもが自分で指させる高さにも必ず飾っています。作品って、見てもらうだけじゃなく、自分で見返せるのもうれしいんだなと思いました。

【まとめ】

七夕飾りは、器用に作ることより、子どもが季節の行事にふれて、自分の手で少しでも参加できたと感じられることのほうがずっと大切です。0〜2歳なら貼るだけでも十分ですし、3〜4歳ならちぎる、つなぐ楽しさが出てきます。5〜6歳になると、少しむずかしい工程にも挑戦したくなりますよね。その子の年齢や気分に合わせて、できることを一個ずつ増やしていけば大丈夫です。

親としては、きれいに作りたい日もあります。わたしもあります(笑)。でも、完成写真より、のりだらけの手や、途中で笑い出した顔のほうがあとから効いてくるんですよね。七夕飾りは、願いごとを飾る行事でもありますが、親子で同じテーブルを囲む時間そのものが、すでにけっこういい思い出になるはずです。気負いすぎず、ひとつでも「これならやれそう」を見つけて、今年の七夕を楽しんでみてくださいね。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

七夕飾りって、実は完成度より空気感なんですよね。子どもが「これ作った」とうれしそうに話して、親が「それいいじゃん」と笑えるだけで、もう十分です。わたしも3人育てる中で、きれいに作れた年より、ぐちゃっとしながら一緒に笑った年のほうをよく覚えています。今年はぜひ、がんばりすぎない七夕飾りでいきましょう。親が疲れ切らないこと、これも大事ですよ。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。お子さんの状態が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。

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