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子どもの健康

子どもの鼻血|家での止血方法と受診の目安

子どもの鼻血って、急に出るとびっくりしますよね。
ティッシュが真っ赤になると、それだけで親のほうが焦ってしまうと思います。

「上を向かせたほうがいい?」
「鼻にティッシュを詰める?」
「どれくらいで病院に行けばいいの?」
そんなふうに、とっさの対応に迷う方も多いんですよね。

でも、子どもの鼻血は、正しい止め方を知っているだけで落ち着いて対応しやすくなります。反対に、昔からなんとなくやっていた方法が、実はあまりよくないこともあるんです。

この記事では、子どもの鼻血が出やすい理由、家でできる止血方法、やりがちなNG対応、病院を受診したほうがいい目安まで、保育教諭として見てきたことと、3児の母としての本音も交えながら、わかりやすく整理していきますね。

目次
  1. 子どもの鼻血はなぜ出やすい?まず知っておきたいこと
  2. 鼻血が出たときの正しい止血方法
  3. やりがちなNG対応|上を向く?ティッシュを詰める?
  4. 鼻血をくり返すときに考えたいこと
  5. 病院を受診する目安と、急いで相談したい症状
  6. 保育教諭が感じる「子どもの鼻血」との付き合い方
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

子どもの鼻血はなぜ出やすい?まず知っておきたいこと

子どもの鼻血って、大人より多い印象がありますよね。これにはちゃんと理由があるんです。

子どもの鼻の中はまだデリケートで、少しの刺激でも出血しやすいことがあります。鼻をいじる、強くこする、乾燥する、鼻水やアレルギーでムズムズする、風邪で何度も鼻をかむ。こうしたことが重なると、鼻の入口近くの傷つきやすい部分から出血しやすくなるんですよね。

だから、鼻血が出たからといって、すぐに重い病気と結びつけすぎなくて大丈夫なことも多いです。ただ、止め方を間違えると長引きやすいので、まずは落ち着いて対応することが大切なんです。

アボ隊長の実体験
保育の現場でも、鼻血は本当に突然でした。元気に遊んでいたのに「あ、出てる!」となること、よくあるんですよね。だからこそ、出た瞬間に大人が慌てすぎないことがすごく大事だなと感じてきました。

鼻血が出たときの正しい止血方法

子どもの鼻血が出たら、まずは座らせて、少し前かがみにします。ここが大事なんですよね。上を向かせるのではなく、少し前に倒す感じです。血がのどのほうに流れにくくなります。

そのうえで、鼻のやわらかい部分、小鼻のあたりを外側からしっかり押さえます。強すぎず、でも途中で離さないようにして、数分はそのまま落ち着いて圧迫するイメージです。途中で「止まったかな」と何度も確認すると、また出やすくなることがあります。

血が口に回ってきたら、飲み込まずに吐き出せると安心です。血をたくさん飲み込むと、気持ち悪くなったり吐いてしまったりすることもあるんですよね。

まずは、前かがみで座る。小鼻を押さえる。途中で何度も離さない。これを覚えておくだけでも、かなり対応しやすくなります。

アボ隊長の本音
鼻血って、量が多く見えるので親のほうがかなり焦るんですよね。私も何度も「こんなに出て大丈夫?」と思いました。でも、まず姿勢を整えて、押さえるところを押さえる。それだけで落ち着いてくることが多かったです。

やりがちなNG対応|上を向く?ティッシュを詰める?

鼻血のとき、昔よく言われた対応をそのままやってしまいがちですよね。でも、今はあまりおすすめされないこともあります。

まず気をつけたいのが、上を向かせることです。上を向くと、血が鼻の外に出る代わりにのどへ流れやすくなります。すると、血を飲み込んで気持ち悪くなったり、あとで吐いてしまったりすることがあるんですよね。

次に、鼻の奥までティッシュを詰めこむこと。軽く押さえる程度ならともかく、奥までぎゅっと詰めると、はがすときにまた出血しやすくなることがあります。

また、すぐ横に寝かせる、仰向けにするのも、血がのどへ回りやすいので避けたいところです。

鼻血のときは、「前かがみ」「小鼻を押さえる」「落ち着かせる」。このシンプルな流れがいちばん大事なんですよね。

アボ隊長の実体験
昔は「上向いて!」って言いたくなっていました。でも実際は、あとで気持ち悪くなりやすいんですよね。保育でも子育てでも、前に少し倒すだけで全然違うなと感じることが多かったです。

鼻血をくり返すときに考えたいこと

鼻血って、一回だけならそこまで心配しすぎなくて大丈夫なことも多いです。でも、何度もくり返すと気になりますよね。

子どもの場合は、鼻をいじるクセ、鼻炎やアレルギーでムズムズしている、乾燥しやすい、風邪のあとで鼻の中が荒れている。こういうことが背景にあることもあります。同じところが傷ついて、また出て、をくり返してしまうんですよね。

だから、止血だけで終わらせず、くり返すときは「何が続いているかな」と見てあげるのも大切です。鼻を触るクセが強いなら爪を短くしておく、部屋の乾燥が強いなら加湿を意識する、鼻炎っぽさが続くなら相談する。こういう整え方も意外と大事なんです。

アボ隊長の本音
鼻血って、その場で止まると安心して終わりにしがちなんですけど、何度も続くと親もじわじわ疲れますよね。夜中や朝にくり返すと、本当に気持ちが削られます。だから私は、「また出た」で済ませず、続くなら一回相談していいと思っています。

病院を受診する目安と、急いで相談したい症状

鼻血の多くは家での止血で落ち着くことがありますが、受診を考えたい目安もあります。

たとえば、しっかり押さえてもなかなか止まらない、何度もくり返す、出血量が多く感じる、鼻をぶつけたあとから出ている、顔色が悪い、ふらつく、元気がない。こういうときは、一度診てもらえると安心です。

また、鼻血だけでなく、あざが増えやすい、歯ぐきからも出血しやすい、全身の出血が気になる、という場合は、鼻だけの問題ではないこともあるので相談しやすい目です。

さらに、ぐったりしている、意識がおかしい、強くぶつけたあとで鼻血が続く、呼吸しづらそう、血が多くて止まらない。こういう場合は、家で様子を見るより、早めに医療機関へつながるほうが安心です。

アボ隊長の実体験
私は「ちゃんと押さえても止まりにくい」「いつもより様子が違う」は受診寄りで考えていました。親って、その場にいると判断がゆれますよね。だからこそ、“迷うなら相談”でいいと思っています。

保育教諭が感じる「子どもの鼻血」との付き合い方

保育の現場で感じるのは、鼻血って“びっくりするけど、落ち着いて対応すると変わる”場面が多いということです。大人が慌てると、子どもも不安になりやすいんですよね。

まずは「大丈夫だよ」と落ち着いた声で伝える。姿勢を整える。押さえる。血がついても責めない。これだけでも、子どもの不安はかなり違います。

また、くり返しやすい子には、その子なりのパターンがあることも多いです。乾燥しやすい時期、鼻水が多い時期、鼻をさわるクセが出ているとき。そういう流れを見ておくと、予防もしやすくなります

アボ隊長の本音
鼻血って、親としては見た瞬間にドキッとするんですよね。服も汚れるし、床も気になるし、本人も泣くし。でも、いちばん大事なのは、まず止めることと、子どもを怖がらせすぎないことかなと思っています。慌てないのは難しいけど、落ち着いて見せるだけでも違うんですよね。

【まとめ】

子どもの鼻血は、鼻の中がデリケートなことや、鼻をいじる、乾燥する、鼻炎があるなどの理由で起こりやすいものです。急に出るとびっくりしますが、まずは前かがみにして、小鼻のやわらかい部分をしっかり押さえる。この基本を知っているだけで、かなり落ち着いて対応しやすくなります。

反対に、上を向かせる、鼻の奥までティッシュを詰める、何度も途中で確認する、といった対応は長引きやすくなることもあるので注意したいところです。しっかり押さえても止まりにくい、何度もくり返す、ぶつけたあとに続いている、元気がないなどのときは、受診を考えて大丈夫です。

鼻血はよくあることだからこそ、慌てすぎず、でも軽く見すぎないことが大切なんですよね。親だけで抱え込まず、気になるときは相談しながら、その子に合う整え方を見つけていけたら十分なんです。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

子どもの鼻血って、出た瞬間に親の心拍数が上がりますよね。私も何度もありました。本人は意外と平気でも、見ている大人のほうが「あわわ」となりやすいんです。でも、そういうときこそ、まず姿勢、次に圧迫、と流れを知っているだけで全然違うんですよね。

それから、鼻血をくり返す子の親って、ちょっと疲れていることも多いと思います。またか、夜中か、朝の忙しい時に、って。だから私は、一回一回を根性で乗り切るより、続くなら相談していいと思っています。親が安心できることも、すごく大事なんですよね。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。出血が止まりにくい場合や、症状が強い場合、判断に迷う場合は、かかりつけの小児科医や耳鼻咽喉科、自治体の相談窓口にご相談ください。

【相談窓口】

  • かかりつけの小児科・耳鼻咽喉科
    鼻血がなかなか止まらない、何度もくり返す、鼻炎や乾燥も含めて相談したいときに。
  • #8000(こども医療電話相談)
    夜間・休日に、受診したほうがよいか迷ったときの相談先として。
  • 救急(119番)
    ぐったりしている、出血が多く止まらない、強くぶつけたあとで様子がおかしいなど、緊急性が高いときに。
  • 市区町村の保健センター/こども家庭センター
    子どもの体調管理や、くり返す鼻血も含めて不安があるときに。

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