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年齢別の育ち

子どもの夏バテ|食欲不振・だるさの原因と生活改善のヒント

夏になると、子どもって急に食べなくなったりしませんか。
朝ごはんを残す、なんだかゴロゴロしている、外では元気そうなのに帰宅するとぐったり。熱はないけど元気もいまひとつで、「これって夏バテ?」と気になるママ、かなり多いと思います。

わたしも、1人目の長女が年少の夏に、急におにぎり半分で「もういらない」と言い出した時期がありました。最初は好き嫌いかなと思ったんですが、夕方になるとだるそうで、お風呂上がりもぼーっとしていたんですよね。今振り返ると、あれは暑さと生活リズムの乱れが重なっていたんだと思います。

子どもは大人より体温調節がまだ未熟で、地面に近い暑い空気の影響も受けやすいです。暑さで体力を消耗しやすく、水分や睡眠が足りないと、食欲不振やだるさにつながりやすいんです。顔色や汗のかき方をよく見ること、涼しい環境を整えること、水分を無理なく取れるようにすることが基本になります。 環境省 熱中症予防情報サイト

この記事では、子どもの夏バテでよくある食欲不振やだるさの背景、家庭で見直しやすい生活習慣、そして「これは夏バテだけで済ませないほうがいいかも」という受診の目安まで、アボ隊長の本音も交えながらまとめます。

目次
  1. 子どもの夏バテってどんな状態?
  2. 食欲不振とだるさが出やすい理由
  3. 家で見直したい生活リズムのポイント
  4. 食べられない日に無理なく整えるコツ
  5. こんな様子は夏バテだけで済ませないで
  6. 親が抱え込みすぎないための考え方
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

子どもの夏バテってどんな状態?

夏バテって、病名というより「暑さで体がしんどくなっている状態」のまとまりみたいなものです。
子どもの場合は、食欲が落ちる、疲れやすい、機嫌が悪い、眠りが浅い、朝からぼんやりする、みたいな形で出やすいんですよね。

とくに子どもは、汗をかくしくみを含めた体温調節がまだ発展途中です。さらに、大人より体の位置が低くて地面の照り返しを受けやすいので、同じ場所にいても暑さの負担が大きくなりやすいんです。顔が赤い、汗のかき方がいつもより強い、なんとなく元気がない、そんな小さなサインを見逃さないことが大切です。 環境省 熱中症予防情報サイト

アボ隊長の本音大人って、「熱がないなら大丈夫かな」と思いがちなんです。
わたしもそうでした。でも子どもの夏バテって、発熱より先に「食べない」「だるそう」「やたら不機嫌」で気づくことが多いんですよ。元気の質がいつもと違うかどうか、ここを見ると気づきやすいです。

食欲不振とだるさが出やすい理由

子どもの夏バテで多いのが、やっぱり食欲不振とだるさです。
じゃあ、なんでそうなるのか。ここが分かると対策しやすくなります。

まず大きいのは、暑さそのものによる体力の消耗です。暑いだけで体はかなりエネルギーを使いますし、汗で水分が出ていくと、なんとなくぼんやりしたり、食べたい気持ちが落ちたりしやすいんですよね。水分が足りないと体温調節もうまくいきにくくなります。 環境省 熱中症予防情報サイト

もうひとつは、生活リズムの乱れです。
夏って、夜が長く感じるし、帰省やお出かけも増えるし、つい寝る時間が後ろにずれませんか。エアコンで体が冷えすぎたり、逆に寝苦しくて眠りが浅くなったりもします。すると朝から食欲が出にくくなって、昼もだるい、夕方はさらに崩れる、みたいな流れになりやすいんです。

アボ隊長の本音次女が年中の夏、実家帰省のあとに一気に食欲が落ちたことがありました。
ごはんの内容より先に、寝る時間がズレたのが大きかった気がします。親は「たくさん遊べてよかったね」で終わりそうなんですが、子どもの体って正直なんですよね(笑)。

家で見直したい生活リズムのポイント

夏バテ対策って、特別なサプリより、まず生活を整えるほうが効きやすいです。
地味なんですけど、ほんとにここです。

まず朝。起きたらカーテンを開けて、少しでも朝の光を入れる。朝食がたくさん食べられなくても、水分だけは取る。ここだけでも、午前中のだるさが違ってきます。日中は暑さを避けつつ、冷房に頼りすぎて寒くならないように調整するのも大事です。厚生労働省でも、暑さを避けることと、こまめな水分補給が熱中症予防の基本として示されています。 厚生労働省

それから、外遊びの時間帯も見直したいところです。
子どもは地面に近いぶん、暑さの影響を受けやすいです。真昼の公園で頑張りすぎるより、朝早めか夕方寄りにするだけでもだいぶ違います。 環境省 熱中症予防情報サイト

アボ隊長の本音わたし、以前は「夏休みだし少し夜更かしも思い出かな」と思っていました。
でも3人育てて実感したのは、子どもの体調って寝る時間にかなり左右されるということでした。夏バテっぽいときほど、豪華な対策より「いつもより30分早く寝る」が効いたりしますよ。

食べられない日に無理なく整えるコツ

食欲が落ちている日に、いつもの量を食べさせようとすると、親子ともにつらくなりますよね。
そんな日は、「量」より「入りやすさ」で考えるとラクです。

たとえば、冷たすぎないスープ、おにぎり、うどん、豆腐、果物、ヨーグルトみたいに、のどを通りやすいものからで十分です。1回でしっかり食べられなくても、少量を何回かに分けるやり方でもいいんですよ。水分も一気飲みより、こまめにちょこちょこのほうが入りやすい子は多いです。

大事なのは、「食べない=すぐ栄養失調」みたいに焦りすぎないこと。
半日〜1日くらい食べる量が落ちても、水分が取れていて、機嫌や反応がいつも通り寄りなら、まずは涼しくして休ませながら様子を見られることもあります。

アボ隊長の本音長女が夏バテっぽい日に唯一食べたのが、冷やしすぎてない味噌汁と小さいおにぎりだけ、なんて日がありました。
そのとき昔のわたしは「ちゃんと食べて!」と焦ったんですが、今なら“入るものがあるだけ上出来”と思えます。親の不安って、食卓にすぐ出ますからね(笑)。まず親が落ち着くのも、けっこう大事です。

こんな様子は夏バテだけで済ませないで

ここは大事です。
「夏バテっぽい」で様子を見ていい場面もありますが、見逃したくないサインもあります。

たとえば、激しい下痢や嘔吐があって水分が取れない、食欲がなくて意識がはっきりしない、顔色が明らかに悪い、呼吸が苦しそう、ぐったりして反応が鈍い。こういう様子があるときは、単なる夏バテと決めつけないほうがいいです。厚生労働省の救急受診の目安でも、子どもで「水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない」状態は、緊急性の高いサインとして示されています。 厚生労働省 かかりつけ医・かかりつけ歯科医機能強化モデル事業

迷ったときは、夜間や休日なら #8000 を使うのもひとつです。
#8000 は、子どもの急な症状で「受診したほうがいい?」「様子見でいい?」と判断に迷ったときに、小児科医師や看護師へ電話相談できる窓口です。 kakarikata.mhlw.go.jp

アボ隊長の本音三女が真夏の夜に、食べないし眠れないし、でも熱は高くない、みたいなことがあって、わたしもすごく迷った夜がありました。
ああいう時って、親が疲れているぶん判断がブレるんですよね。だから「迷ったら相談していい先」を先に知っておくの、ほんとに助かります。

親が抱え込みすぎないための考え方

子どもの夏バテって、数日続くと親のほうがしんどくなります。
食べない、だるそう、でも病院に行くほどか分からない。そのグレーさがいちばん疲れるんですよね。

だからこそ、完璧に見極めようとしすぎなくて大丈夫です。
今日は水分が昨日より取れているかな。顔つきはどうかな。朝より夕方のほうが元気かな。そんなふうに、小さな変化で見ると少し気持ちが整理しやすくなります。

それと、親の「なんかいつもと違う」が当たること、けっこうあります。
数値に出なくても、食べ方、しゃべり方、目の力、動き方。毎日見ているからこそ気づける違和感ってあるんです。だから、心配が続くなら遠慮せず小児科や相談窓口に頼っていいんですよ。

アボ隊長の本音わたし、子どもの体調不良って、情報を集めるほど逆に不安が増えるタイプでした。
でも結局いちばん役立ったのは、「昨日より水分は取れた」「今日は少し笑った」みたいな、小さい観察でした。夏は親も消耗します。だから、ママがひとりで全部背負わないでくださいね。

【まとめ】

子どもの夏バテは、暑さそのものの負担に、睡眠不足や生活リズムの乱れ、水分不足が重なって起こりやすくなります。食欲不振やだるさがあると心配になりますが、まずは涼しい環境を整えて、少しずつ水分を取り、入りやすい食事で様子を見ることが基本です。その一方で、水分が取れない、ぐったりしている、意識がはっきりしないなどのサインがあるなら、夏バテだけで済ませず相談や受診につなげたいところです。親が「ちょっと変かも」と感じた感覚も大切にしながら、無理に食べさせるより、安心して休める流れを作っていけるといいですよね。

【編集部より:アボ隊長のコメント】

夏って、子どもは楽しい予定が多いぶん、体は意外と疲れています。

しかも見た目は元気そうだから、気づくのが遅れやすいんですよね。わたしも何度も「もっと早く休ませればよかった」と思いました。だから、食欲やだるさが気になったら、まず生活を少しゆるめる。これだけでも違います。夏を元気に乗り切るって、頑張らせることじゃなくて、崩れそうな時にちゃんと引くことなのかもしれません。


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※遊び中は必ず大人が見守るようにしてください。
※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。お子さんの状態が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。

【相談窓口】

・かかりつけの小児科
食欲不振、だるさ、脱水っぽさ、眠りの浅さなどが続くときの基本の相談先です。

・#8000(こども医療電話相談)
夜間や休日に「今すぐ受診したほうがいい?」「朝まで様子を見ていい?」と迷ったときに使いやすい窓口です。小児科医師・看護師に電話で相談できます。 kakarikata.mhlw.go.jp

・緊急時は119
激しい下痢や嘔吐で水分が取れず、食欲がなく、意識がはっきりしない。顔色が明らかに悪い。呼吸が苦しそう。こうした様子があるときは、迷わず救急要請を考えたいです。 厚生労働省 かかりつけ医・かかりつけ歯科医機能強化モデル事業

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