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子育ての悩み

寝かしつけのコツ|夏の暑い夜でもスムーズに入眠する方法

夏の寝かしつけって、いつもより長引きませんか。
昼は元気に遊んでいたのに、夜になるとゴロゴロ、寝ると言ったのに寝ない、やっと布団に入ったのに汗ばんで起きる。親のほうが先に心が折れそうになる夜、ありますよね。

わたしも1人目の長女が小さいころ、夏だけ寝かしつけの難易度が急に上がった時期がありました。冬はわりとすっと寝るのに、夏は「お茶」「トイレ」「もう1回絵本」でエンドレス(笑)。当時は“寝る気がない”と思っていたんですが、今思うと、暑さで体がうまく眠るモードに入れていなかったんですよね。

人は眠るとき、体の深い部分の温度を下げる必要があります。でも高温多湿の夏は熱をうまく逃がせず、眠りが浅くなったり、寝つきにくくなったりしやすいんです。特に幼児は大人より影響を受けやすいので、寝かしつけがうまくいかない日は、気合いより環境調整のほうが効くことも多いです。 環境省

この記事では、夏の寝かしつけが難しくなる理由、暑い夜でも入眠しやすくするコツ、生活リズムの整え方、そして親が頑張りすぎない考え方まで、アボ隊長の本音も交えながらまとめます。

目次
  1. 夏の寝かしつけが難しくなるのはなぜ?
  2. 暑い夜ほど見直したい寝室環境
  3. 寝かしつけは夜より朝から始まっている
  4.  夏の夜に効きやすい入眠ルーティン
  5. うまく寝ない日に親がやりがちな逆効果
  6. 相談を考えたい睡眠のサイン
  7. 【まとめ】
  8. 【編集部より:アボ隊長のコメント】

夏の寝かしつけが難しくなるのはなぜ?

夏の寝かしつけが難しいのは、親のやり方が下手だからじゃありません。
まず前提として、暑い夜は眠りに入りにくいんです。

人の体は、眠る前に体の熱を外へ逃がしながら、深部体温を少し下げていきます。ところが、日本の夏みたいに高温多湿だと、その放熱がうまくいきません。汗も蒸発しにくいので、体は眠ることより体温調節を優先しやすくなります。結果、寝つけない、眠りが浅い、途中で起きる、みたいなことが起こりやすいんですよね。 環境省

しかも子どもは、大人より環境の影響を受けやすいです。
だから「いつもの寝かしつけが効かない」のは、わがままというより、体が暑さに振り回されている面が大きいんです。

アボ隊長の本音次男が年少の夏、布団に入って5分で「暑い」と起きて、冷たい場所を求めて転がっていたことがありました。
あのとき初めて、“寝ない”んじゃなくて“寝られない”んだなと分かったんです。そこから、声かけを増やすより部屋を見直すほうに切り替えました。

暑い夜ほど見直したい寝室環境

夏の寝かしつけは、まず寝室からです。
ここが整っていないと、どんなルーティンも効きにくいです。

環境省の資料では、快適に眠れる室温の上限は28℃くらいとされていて、寝具だけで調整するのは難しいため、冷房の使用が必要とされています。特に幼児は高温環境の影響を受けやすく、夜間に気温が下がらない日は、冷房を使って寝ることも大切です。タイマーを使う場合も、すぐ切れてしまうと室温が上がりやすいので、少なくとも3〜4時間は使う目安が示されています。 環境省

つまり、夏の寝かしつけは「汗をかかせて寝かせる」じゃなくて、「汗をかきにくい環境を先に作る」が正解なんですよね。

寝具も意外と大事です。
ふわふわの布団が気持ちよさそうに見えても、熱がこもりやすいと寝つきにくくなることがあります。パジャマも、見た目のかわいさより、汗を吸いやすくて軽いもののほうが夏は助かります。

アボ隊長の本音わたし、昔はエアコンを夜じゅう使うのにちょっと罪悪感がありました。
でも、途中で切れて家族全員起きるくらいなら、最初から無理なく使ったほうが平和でした(笑)。“冷やしすぎない”は大事ですが、“我慢させる”とは別なんですよね。

寝かしつけは夜より朝から始まっている

ここ、かなり大事です。
寝かしつけって、夜の30分だけで決まるわけじゃないんです。

厚生労働省の睡眠情報では、子どもの睡眠習慣を整えるには「早寝」より先に「早起き」から始める考え方が紹介されています。朝の光を浴びること、朝食をとること、週末も寝坊しすぎないことが、体内時計を整える助けになります。年齢別の睡眠時間の目安としては、1〜2歳で11〜14時間、3〜5歳で10〜13時間がひとつの参考です。 厚生労働省

文部科学省の資料でも、人の生体時計は自然に後ろへずれやすいので、昨日まで11時に寝ていた子を急に9時に寝かせるのは難しい、と説明されています。だからこそ、寝る時間を無理やり早めるより、まず朝の起きる時間を整えていくほうが現実的なんです。 文部科学省

アボ隊長の本音長女の寝かしつけが崩れたとき、最初は夜だけ頑張っていました。
でも変わらなかったんですよね。結局効いたのは、朝カーテンを開ける時間を一定にして、朝ごはんの時間を戻したことでした。夜の問題って、昼と朝の積み重ねでできているんだなと痛感しました。

 夏の夜に効きやすい入眠ルーティン

寝かしつけをラクにしたいなら、毎晩の流れをできるだけ同じにするのがおすすめです。
特別な技より、同じ順番の安心感が効きます。

たとえば、夕食、お風呂、水分補給、部屋の明かりを少し落とす、絵本1冊、あいさつして布団へ。これだけでも十分です。大事なのは、毎回内容を盛らないこと。寝る前に遊びが盛り上がりすぎると、体も頭も起きてしまいますよね。

それと、寝る直前のメディアは控えめにしたいところです。文部科学省の資料でも、生活の中で子どもをメディア漬けにしないこと、夜は具体的に区切ることが勧められています。 文部科学省

夏はお風呂上がりの体温もポイントです。
熱すぎるお風呂の直後だと、まだ体がほてっていて眠りに入りにくい子もいます。お風呂から寝るまでに少し間をあけて、その間は静かな時間にできるとスムーズですよ。

アボ隊長の本音三女は、絵本を2冊に増やしただけで覚醒するタイプでした(笑)。
「楽しければ寝る」わけじゃないんですよね。うちでは、夏だけ寝る前の遊びを削って、絵本1冊+小さい声でおしゃべり、くらいがいちばんうまくいきました。

うまく寝ない日に親がやりがちな逆効果

寝かしつけが長引くと、親もだんだん焦ります。
そして、焦るほど空回りしやすいです。

よくあるのが、「早く寝て!」を繰り返すこと。
でも、寝るって命令でできるものじゃないんですよね。子どもからすると、眠くないのに急かされる、また叱られる、で余計に興奮してしまうこともあります。

もうひとつは、昼寝を極端に削ること。
「昼寝しなければ夜寝るでしょ」と思いたくなるんですが、疲れすぎるとかえって寝つきが悪くなる子も多いです。国立成育医療研究センターの資料でも、早寝早起きにこだわりすぎず、その子に合った24時間の一定のリズムで、昼寝も含めて十分な睡眠が取れていれば大丈夫とされています。 国立成育医療研究センター

アボ隊長の本音わたし、昔「今日は昼寝しすぎたから夜は地獄だ…」って毎回びくびくしていました。
でも実際は、昼寝をゼロにした日のほうが機嫌も悪いし寝つきも悪かったんです。親の予想より、“寝不足の子”って扱いが難しいんですよね。

相談を考えたい睡眠のサイン

寝かしつけが大変な時期は、正直どの子にもあります。
でも、少し相談したほうがいいサインもあります。

厚生労働省の情報では、寝ている途中に呼吸が止まる、眠りの質が極端に悪い、寝入りばなや夜間に異常な体の動きがある、日中の眠気が強すぎる、そんな様子が1か月以上続く場合は、かかりつけの小児科に相談することが勧められています。 厚生労働省

また、国立成育医療研究センターの資料でも、なかなか寝つけない日が続くときや、保護者自身が睡眠不足で困っているときは、一度相談してよいとされています。 国立成育医療研究センター

アボ隊長の本音親って、自分が寝不足なのは後回しにしがちです。
でも、ママやパパが限界だと、寝かしつけの雰囲気もどうしても荒れやすいんですよね。子どものためにも、親が「もう無理かも」と思った時点で相談していい。これはほんとにそう思います。

【まとめ】

夏の寝かしつけが難しくなるのは、子どもの気分の問題というより、暑さで体が眠りに入りにくくなることが大きいです。だから、まずは親の気合いより寝室の温度や湿度、寝る前の過ごし方、朝の起き方を整えるほうが近道になりやすいんですよね。夜だけ完璧にしようとしなくて大丈夫です。朝の光を浴びること、昼寝を含めた1日のリズムを見直すこと、寝る前の刺激を減らすこと。こういう地味な積み重ねが、結局いちばん効いてきます。寝かしつけは毎日あるからこそ、頑張りすぎない方法で回せるのがいちばんです。 

【編集部より:アボ隊長のコメント】

夏の寝かしつけって、親の修行みたいになる日がありますよね(笑)。

でも、寝ない子に勝とうとするとしんどいです。勝負じゃなくて、眠りやすい流れを一緒に作る、くらいの感覚のほうがラクでした。子どもは毎日同じじゃないし、うまくいかない日があって当然です。今日は昨日より5分早く布団に入れた、それくらいでも十分前進ですよ。 


執筆:アボ隊長(園活ナビMAGAZINE 編集部・保育教諭・3児の母(子育て歴20年))

※遊び中は必ず大人が見守るようにしてください。
※本記事は一般的な育児情報の提供を目的としており、医療アドバイスではありません。お子さんの状態が心配な場合は、かかりつけの小児科医にご相談ください。 

【相談窓口】

  • かかりつけの小児科
    寝つきの悪さが長く続く、いびきや無呼吸が気になる、日中の眠気が強いなど、睡眠の気がかりを相談しやすい基本の窓口です。 厚生労働省
  • 自治体の子育て相談・保健センター
    生活リズム、昼寝、夜泣き、親の疲れも含めて「受診するほどか迷う」という段階で相談しやすい窓口です。
  • #8000(こども医療電話相談)
    夜間に体調不良を伴って眠れない、受診の判断に迷うときは利用しやすい相談先です。 厚生労働省

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